付き添い入院していたら、家に帰れなくなった
はじめまして、ブログ管理人の【もっ】です。
こちらは、心疾患を持った5ヶ月の息子の手術のために付き添い入院をしている母が書いているブログです。
登場人物
父:おかわり/31歳/会社員
母:もっ/29歳/育休中/ブログ執筆者
息子:あまちゃん/男の子/0歳4ヶ月(入院開始時)
なぜ入院することになったのか
息子の病名は【心室中隔欠損症】
心臓の右心室と左心室の壁に穴が空いてしまっている、先天性疾患の一種です。
生まれてくる赤ちゃんの100人に1人はこの病気を持って生まれ、8割は小さいうちに自然閉鎖する疾患です。
息子はお腹の中にいる時からこの疾患が見つかっており、出産も今入院している病院で行い、NICU(新生児集中治療室)を経て、隔週1回の検診を受けてきました。
身体が大きくなると同時に穴の大きさも8mmまで拡大。早いうちに手術をする事に決まりました。
ちなみに息子はめちゃくちゃ元気です。
正直病気には全く見えず、よく動くし、よく飲むし、よく寝ます。
当初の入院予定日数は10日間。
入院3日目(2017年11月13日)に手術をし、無事成功したところでした。
まさかの感染症に罹る
切った胸骨の裏側からブドウ球菌が発生。創部感染を引き起こしてしまいました。
乳児なので、完全に菌を無くすため、
- 1日3回の抗生剤投与
- VAC療法による老廃物、浸出液の吸引(簡単に言うと膿を24時間機械で吸い出す)
これらの処置が必要となり、入院延長を余儀なくされました。
ちなみに、心室中隔欠損の術後、感染症に罹るのは更に稀との事…。
お腹にいる時から思ってましたが、息子、なかなかもってます。このまま我が家に宝くじ1等ももたらして欲しい とさえ思うほどに引き当ててきます。
入院の延長期間は【菌がなくなるまで】との事で、入院生活に終わりが見えなくなりました。
付き添い入院の大変さ
自分が改めて付き添い入院をして分かったことなのですが、本当に大変です。 特に大部屋に入ると、初対面の人同士での共同生活みたいなものです。
- 我が子の体調の気遣い
- 相部屋のご家族への気遣い
- セキュリティによって出入りが不自由
- 入院時の持ち物
- 病院内での、親の自分衣食住の確保
- 院内環境(コンビニやカフェ、ランドリーはあるか)
- 周囲の協力と理解(夫、両親、義両親、仕事場や保育園)
あげ始めたらキリがない。
でも本当に大事なのは、付き添い者が消耗しないこと
これに尽きると思います。
病気の子供のケアは病院がしてくれます。 でも、その子供に安心感を与える為に付き添っている家族が消耗しては、元もこうもない。
このブログは、急に付き添い入院をすることにになってしまった方や、これから付き添い入院を予定している方に、少しでも入院生活を楽に考えてもらう為に急遽作りました。
病院からリアルタイムでお届けしていきたいと思います。
次回更新は、入院時の持ち物の予定です。