付き添い入院していたら、家に帰れなくなった。

子供の手術のために10日間の付き添い入院する予定が、退院未定となった母のブログ

付き添い入院、強制中断

こんにちは!もっです。

タイトルの通り、実は先週末~今日までの間で、付き添い入院強制中断(終了?) となりました。

そもそも何故付き添いしていたのか

今回の入院、小児科の主治医から依頼されて付き添いをしています。
確かにナースコールも押せない、5ヶ月の赤ちゃんを一人にするのは難しいのは重々承知。
ですが、私たち夫婦は、何かあった時に付き添いを数時間でも代われる親族が居ない為、リスクがある付き添いは避けたかったのが本音です。
しかも、夜間付き添いができるのは母親ないし女性の親族のみ。
それでも、今回の手術なら10日間で退院出来ると言われ、24時間付き添いを承諾する事にしました。
(付き添いをする時、ある用紙を書かされるのですが、そこには 私たちが付き添いを”強く希望している” 、と書かされます。この話はまた別記事にて。)

ところが、入院は延長。
私も寝不足と疲労が蓄積され、先週末それは起きてしまいました。

11/24~11/28までの状況

11/24 金曜日

もっ:夕方から風邪の症状出始める(喉の痛み、鼻水)
担当看護師に相談も、発熱していないため様子見
→夜中のミルク対応時、意識が朦朧としてくるも、夜勤看護師より発熱してなければ様子見と指示が出る。

11/25 土曜日

いよいよ発熱(37.8℃)
担当看護師に相談の末、あまちゃんのみ完全看護の部屋(2人部屋)へ移動。
夫(おかわり)に来てもらい、覚束無い足取りで部屋の移動&付き添い交代。
久々に自宅へ帰宅、そのまま寝込む。

11/26 日曜日

もっ:終日寝込む
おかわり:終日付き添い。帰宅後発熱38.0℃

11/27 月曜日

もっ:熱は平熱になるも、様子見
おかわり:仕事休めず薬飲んで出勤。微熱まで下がる。

特に病院から連絡無く。

11/28 火曜日

いよいよ付き添いに戻れる体調になり、あさイチでTEL。
付き添いに戻りますという旨を伝えると
「付き添いって希望されますか?」

…え??
…希望???
…付き添い必須と言われて付き添ってるんだけど????


とりあえず病院へ向かう

あまちゃんは、11/25に入った部屋から、更に完全看護の別部屋(5人部屋)に移動になっていました。

幸いな事にあまちゃんは、とっても元気で笑顔も見せてくれました。
異常に声が枯れていたのは、多分完全看護の部屋に居るからですかね…泣いていてもすぐに対応できないですしね…。

そして、今日から1週間は付き添い部屋が空かないので、その部屋のままらしい。
では1週間後、付き添いがまた必要になるのか?と聞くと
『希望するなら調整するし、このままでも看護側としては問題ない』という返事。


主治医の見解は???
あまちゃんの経過的には完全看護でも良いの???


残念ながら今日は主治医と会えず、面会時間終了となってしまいました。

風邪を引いてなかったら付き添いは継続していた?

今回、不幸にも、私たち家族が二人とも体調不良となり、付き添いができなくなった事からこのような事態となりました。
決して完全看護が悪い訳では無いのですが、ここに来て突然完全看護で預かると言われ、拍子抜けしているというのが本音ですかね…。


でも風邪を引かなければ付き添いは継続していただろうし、でもその付き添いは、あまちゃんの今の経過的に本当に必要だったのか?
それとも、今の完全看護の状態が、本当はあまりよろしくないけれどもやむを得ない状態なのか。
誰からも説明が無く、不安な気持ちを抱えたまま帰されてしまいました…。

幸いなのは、あまちゃんはしっかり寝てミルクを飲んで元気で居てくれてる事ですかね。
兎にも角にも、明日の面会で小児科の主治医と話ができるよう、掛け合ってみます。

完全版!付き添い入院持ち物リスト

皆さんこんにちは!もっです。

あまちゃんは元々よく寝る子だったのですが、入院中も高熱を出した日を除き、ほぼ、同じリズムで生活が送れています。
元々ジーナ式と言うねんトレを新生児期から行っていたので、規則正しい習慣は2,3日の手術や鎮静剤ではズレなかったようでホッとしています。
が、当然の事ながら回診や点滴、掃除などで起こされるので、そううまく昼寝はできない日々…。 入院生活とジーナ式の話も、近々書きたいと思います。

付き添い入院の持ち物、その前に。

付き添い入院が決まったら、ぜひ入院先の病院に確認して欲しいことがあります。

1. 子供のミルクや食事・付き添い食・付き添いベッドの有無と料金
2. コンビニ、カフェなどの付帯施設
3. ランドリー、クリーニングサービスの有無と料金
4. 冷蔵庫・電子レンジ・熱湯の有無
5. 付き添い者のお風呂、シャワー・ドライヤー貸出



確認すること多すぎィィ!!

病院によって設備が違うので、ぜひ事前に調べてみてください。
ちなみに私たちが入院しているところは、上記は電子レンジ以外を除き全て用意がありました。(もちろん諸々有料ですが…) というか、何故電子レンジ無いんだろう…持ち込む食料のバリエーションが一気に狭まります。

これで完全版!付き添い入院持ち物リスト



子供用品

  • 母子手帳/医療券/受付カード
  • 洋服(前開き 且つ 袖口が少しでも伸縮するもの)
  • 靴下
  • スタイ
  • ガーゼ
  • タオル (まだおすわりできない子で、シャワー浴になった場合、沐浴槽の中にタオルを敷いて、子供を寝かせてシャワーします)
  • バスタオル
  • オムツ(1日の使用枚数+3,4枚ほど×日数分。点滴や抗生剤で交換頻度が上がります)
  • おしりふき
  • オモチャ(派手に音が鳴らないものを数点)
  • 絵本
  • 抱っこ紐(環境が変わるので、だっこせがまれ率急上昇)
  • 哺乳瓶(病院から支給されるはずですが、普段使ってるものを使いたければ)
  • おしゃぶり(大部屋では泣いたらおしゃぶりで落ち着かせるのが早い)
  • 保湿剤/耳かき/鼻吸い器/などの衛生用品
  • 授乳クッション

付き添い人の持ち物

  • 普段着(ランドリー使用の場合でも最低3日間分)
  • 寝巻き
  • 下着
  • 靴下
  • 院内履き(クロックスみたいなのがおすすめ)
  • タオル
  • バスタオル
  • 洗面用品
  • お風呂セット
  • 女性の場合、万が一の生理用品
  • 母乳の方は搾乳機(直母禁止になる可能性があるため)
  • 充電器
  • ボールペン(同意書などの記載が多い)
  • リップクリーム(大体病院は暑くて乾燥してます)

生活用品

  • ティッシュ
  • アルコール入りウエットティッシュ
  • キッチンペーパー(100均のティッシュ型がおすすめ)
  • ビニール袋
  • スーパーの袋
  • S字フック
  • 小銭(ランドリーは小銭限定な事が多い。今の病院は洗濯機150円、乾燥機100円、コインランドリー専用洗剤30円)
  • イヤホン(テレビ用)

あったら快適

  • 暇つぶしグッズ(書籍、ゲーム機など)
  • ポケットWiFi
  • ポータブルDVDプレイヤーor iPad
  • ドライヤー
  • 耳栓
  • 置時計
  • アイマス
  • 湿布
  • マスク
  • うがい薬
  • ペットボトル加湿器

食事について

最低でもコンビニや売店が近くにあると思うのですが、子供のお世話でそうそう気軽に行くことができません。 私は朝食だけ自前、昼夜は付き添い食を注文していますが、以下は事前に用意しておいてよかったな、と思います。

  • 割箸
  • プラスチックのスプーン・フォーク
  • 紙皿
  • 熱湯OKのコップ(蓋付きがベター)
  • お椀(インスタント味噌汁とか気軽に飲める)
  • 水筒(いちいちお湯入れに行かなくて良い)
  • スポンジ(食器洗い洗剤は借りられるけど、スポンジは自己管理しましょう)
  • レンジがあれば各種インスタント食品
  • 熱湯しか無ければフリーズドライ食品やカップスープ、ヌードル系
  • スティック飲料(コーヒー、緑茶など)
  • 長期保存が可能なパン。超オススメです。私はコープデリの会員なので、コモパンを持ち込みました。 https://www.comoshop.jp/tokutyo/



まあこれだけ持ち込んだので、海外旅行用スーツケース+サブバック2つぐらいにはなりました…。 これで10日間入院の想定だったのですが、退院日延期になってもなんとかやっていけてます。

ちなみに我が家の場合、親族は一切頼れない環境なので、これだけ事前準備が入念でした。

サポートが受けられる方は、これ必要?と思うものがあれば、あとから家族に持ってきてもらう位でちょうど良いかと思います。

持病も何も無い子なら、付き添い入院のパッキングは突然やってくるものです。 子供用品だけでも、避難バック的に用意しておくと良いかもしれません。

次回は、寝ててもたたき起こされる!入院生活1日のスケジュールです。

付き添い入院していたら、家に帰れなくなった

はじめまして、ブログ管理人の【もっ】です。

こちらは、心疾患を持った5ヶ月の息子の手術のために付き添い入院をしている母が書いているブログです。

登場人物

父:おかわり/31歳/会社員
母:もっ/29歳/育休中/ブログ執筆者
息子:あまちゃん/男の子/0歳4ヶ月(入院開始時)


なぜ入院することになったのか

息子の病名は心室中隔欠損症
心臓の右心室と左心室の壁に穴が空いてしまっている、先天性疾患の一種です。
生まれてくる赤ちゃんの100人に1人はこの病気を持って生まれ、8割は小さいうちに自然閉鎖する疾患です。


息子はお腹の中にいる時からこの疾患が見つかっており、出産も今入院している病院で行い、NICU(新生児集中治療室)を経て、隔週1回の検診を受けてきました。

身体が大きくなると同時に穴の大きさも8mmまで拡大。早いうちに手術をする事に決まりました。

ちなみに息子はめちゃくちゃ元気です。 正直病気には全く見えず、よく動くし、よく飲むし、よく寝ます。

当初の入院予定日数は10日間。 入院3日目(2017年11月13日)に手術をし、無事成功したところでした。

まさかの感染症に罹る

切った胸骨の裏側からブドウ球菌が発生。創部感染を引き起こしてしまいました。
乳児なので、完全に菌を無くすため、

  • 1日3回の抗生剤投与
  • VAC療法による老廃物、浸出液の吸引(簡単に言うと膿を24時間機械で吸い出す)

これらの処置が必要となり、入院延長を余儀なくされました。


ちなみに、心室中隔欠損の術後、感染症に罹るのは更に稀との事…。

お腹にいる時から思ってましたが、息子、なかなかもってます。このまま我が家に宝くじ1等ももたらして欲しい とさえ思うほどに引き当ててきます。

入院の延長期間は【菌がなくなるまで】との事で、入院生活に終わりが見えなくなりました。

付き添い入院の大変さ

自分が改めて付き添い入院をして分かったことなのですが、本当に大変です。 特に大部屋に入ると、初対面の人同士での共同生活みたいなものです。

  • 我が子の体調の気遣い
  • 相部屋のご家族への気遣い
  • セキュリティによって出入りが不自由
  • 入院時の持ち物
  • 病院内での、親の自分衣食住の確保
  • 院内環境(コンビニやカフェ、ランドリーはあるか)
  • 周囲の協力と理解(夫、両親、義両親、仕事場や保育園)

あげ始めたらキリがない。

でも本当に大事なのは、付き添い者が消耗しないこと

これに尽きると思います。

病気の子供のケアは病院がしてくれます。 でも、その子供に安心感を与える為に付き添っている家族が消耗しては、元もこうもない。

このブログは、急に付き添い入院をすることにになってしまった方や、これから付き添い入院を予定している方に、少しでも入院生活を楽に考えてもらう為に急遽作りました。

病院からリアルタイムでお届けしていきたいと思います。

次回更新は、入院時の持ち物の予定です。